悩める人
飽きないように好きな曲で楽しく韓国語を勉強したいという方もいますよね。
実はその勉強法、初心者の方にはおすすめできません。
今回は、韓国語を歌詞で勉強しない方がいい理由を5つ紹介します。
理由と解説を読んで爆速で韓国語を身につけましょう。
それでは順番に見ていきます。
目次
韓国語を歌詞で勉強しない方がいい理由5つ
まず、ざっくりと5つの理由は下記のとおり。
- 文法が勉強できない
- 単語の勉強にならない
- 使う場面が分からない
- 正しい発音が勉強できない
- 日常会話で使わない韓国語が多い
では順番に解説していきます。
歌詞に出てくる韓国語ではほぼ文法の勉強ができません。
なぜなら、歌詞は文法より感性を優先させた単語の集まりだから。
想像してください。某有名グループの『Butter』にしても、文法の勉強にはならないですよね。
曲として素晴らしくても、言語学習には不向きです。
文法は文章で学ぶのが基本。
歌詞に出てくる単語は使い方が正しいとは限りません。
また、造語が出てきたり関連性のない単語が羅列されていたりします。
歌詞に出てくる韓国語を覚えても良いけど、効率は非常に悪い、という感じですね。
歌詞を読んだり意味を調べたりしただけでは、歌詞に出てくる韓国語を使う場面がわかりません。
例えば、日本語を勉強する外国人が『うっせぇわ』を聴いて「うっせぇわ」を使う場面を想像できるでしょうか?
覚えた韓国語を使う場面を勉強するには、例文が必要です。
※単語を調べてから例文を調べればいいと思う方がいるかもしれませんが、それなら最初から例文(文章)で勉強した方が効率的です。
歌詞では韓国語の正しい発音が勉強できません。
よく考えなくても分かると思いますが、曲のテンポやスピード、音の高さで聞こえ方が変わるからです。
日本人でも日本語の曲で聞き取れないときがありますよね。これは韓国語の曲でも同じです。
ネイティブの人が聞き取れない時点で発音の勉強にはなりません。
歌詞には日常会話で使わない韓国語もよく出てきます。
歌詞を書き出して、単語の意味を調べて…とする人がいますが、圧倒的に非効率です。
また、歌詞の単語だと「実際の意味とは違う意味で使われているけど、この歌詞は一体何を言いたいんだろう」と考える余計なタスクが発生します。
間違った意味や使い方で単語を覚えないためにも例文が必要です。
韓国語を歌詞で勉強しても良さそうな人はこんな人
もし好きなグループや曲があるなら、息抜きに歌詞の意味でも調べてみたくなる人もいますよね。
「息抜きにもなるし、単語の勉強もできるし一石二鳥だわ」ぐらいに考えているなら歌詞で韓国語を勉強するのもいいかもしれません。
ハングルを綺麗に書きたくて、練習の題材文章を探している場合ですね。
もし好きな曲があれば楽しく練習できそうです。
歌詞で韓国語を勉強する前に確認すべきこと
自分の現在の実力と早急に伸ばしたいチカラを明確にすることが重要です。
明確にすることによって効率的な勉強ができるからです。
今自分に身についている力とこれから特に伸ばしたい力を書き出してみましょう。
とはいえ、「全部足りないし、全部伸ばしたい…。一体どこから手をつけたらいいだろうか…。」という方もいると思います。
そんな場合は【順番解説】韓国語勉強の完全ロードマップ【最短ルートで学ぶ】を読んで、自分の現在地を把握して自分に合った勉強方法を選ぶのがおすすめ。
韓国語を学ぶときはテーマごとに学習するのがおすすめです。
例えば、「料理」「美容」「学校」など。
人は関連性のない単語を覚えるのが苦手です。
そのため、テーマごとに関連性のある文法や単語をまとめて学習するのが効率的。
「今日と明日は料理に関する文法と単語を勉強するぞ」という感じです。
毎日何となく韓国語を勉強している方は、その日勉強するテーマを決めてみても良いかもしれません。
歌詞以外で韓国語を勉強する方法
歌詞以外で、効率的に韓国語を勉強できる方法を下記記事で解説しています。
まとめ
韓国語ができるようになると、より多くの人とコミュニケーションが取れるし仕事や挑戦の幅が広がります。
効率的に勉強して、爆速で韓国語を身につけましょう。
というわけで、今回話した内容は以下の通り。
- 韓国語を歌詞で勉強するのはおすすめしない
- 自分が身につけたいスキルを明確にしよう
- 何から手をつけていいか分からないor勉強の順番が分からない人は 【順番解説】韓国語勉強の完全ロードマップ【最短ルートで学ぶ】を読む
- 効率的な韓国語の勉強方法一覧は 効率的な韓国語の勉強方法【伸ばしたい力ごとに解説】を読む